From Kyoto

東京→京都へ単身移住した話。京都のリアルな生活から、観光案内まで、京都での日々をお届けします!

京都の町、上る?下る?

京都に引っ越すことになった時、住所を見て初めに思ったのは、

「”上る”・・って何?」ということでした。笑

 

京都の住所は例えばこんな感じです。

 

京都府 京都市 〇〇区  〇〇通 △△ 上る 〇〇町 123番45号

  

東京の感覚だと、〇〇区〇〇町だったのが、間に何か入ってる。笑

しかも、上る、って何?笑

 

さすが京都、なんか色々入ってるのね、と思いながら降り立った日、京都駅から家に向かうのにタクシーに乗り、とりあえず住所で行ってもらお、と思って住所を伝えていたところ、なんとこの「〇〇通り△△上る」が大事だそう!

 

タクシーのおじさんが教えてくれたのはこういうこと。

 

〇〇通が縦の通りの名前、△△が横の通りの名前、△△から北は上る南は下る、だから〇〇△△上る/下るで場所が分かるんですよ

 

なるほどー!これが碁盤の目かぁ!!と感激しました。笑

 

京都が碁盤の目の町なのは有名ですが、確かに、通り×通りで場所は特定できますよね。

なんだか粋♪笑

 

それから、さも慣れた感じで「〇〇△△までお願いします」と、通り×通りで場所をオーダーしています。笑

 

シンプルだけど、二つの言葉で場所を特定できちゃうなんてすごいなぁと。

東京の時は、自宅なら分かり易い場所の名前を覚えて伝えたり、あまり行かないような場所なら住所を伝えていました。

(男性は「〇〇通り行った先、〇〇入って・・」とか言ってましたが、そんな説明出来ず)

 

住所入れてもらうのって何だか味気なくて面倒くさいなぁと思っていましたが、、

今はもう、通り×通りでどこへでも行けます!(*‘∀‘)

 

ちなみに、例えば正式な住所には「〇〇通り△△」が入っていないこともあります。

郵便物なんかは、自動選択で町名のみしか入れられない、なんてこともあります。

でも、どこか行きたいと思った時に、この法則さえ知ってしまえばとても簡単に場所を特定できるので、町名より「〇〇通り△△」をチェックされるのをお勧めします☆彡

(「西入る」なんて言い方の所もあります!)

 

そして、上る・下る ですが、「のぼる・くだる」と読んでしまいませんか?

正しくは「あがる・さがる」とのことです。

なんか可愛いけど、古都を感じる。笑

 

京都の方は、「あのお店、四条烏丸ちょっと上った(あがった)ところにあるよ」なんて言い方をされます。

 

上る・下るを自然に使えれば、ちょっと京都通になれるかもしれません☆笑

 

京都住まいでない方も、お越しの際はぜひ通り×通りと上る・下るを駆使してみてください☆彡

 

f:id:syha:20180426211940j:plain

東寺・晴れ☆

 

緑のきれいな季節になってきました。

新緑の時期も色々回ってお届けしたいです☺